髪の毛の悩みは大きいけれど

人間、誰でも当然にあって失うことがないと思っているものが失われた時のショックというのは、とても大きなものです。
そして、それが誰でも当然に持っていて、失くすと、人と比べて劣等感を感じてしまうようなものだった場合、特に精神的に辛くなってしまいます。

私は、二十代の半ば頃、自分が実際に薄毛で悩み始めるまで、まさか自分の髪の毛が薄くなるだなんて考えていませんでした。
自分には髪の悩みなんて縁遠いものだと考えていたんです。
現実に、薄毛になると、その悩みのしんどさは非常に大きいです。

誰でも持っているもので、自分も失うことは無いだろうと思っていたもの、それを失くすことは、自分の自信を失くしてしまう事でした。
どんなに気にしないようにしようと努力しても、人の視線が気になってしまい外に出ることすら億劫に感じるようになりますし、恋愛などに関しても、積極性が無くなってしまいます。

もしかすると、もっと他の欠損などを抱えている人は、髪の毛が無くたって健康に生きていけるじゃないかと、おっしゃる方もおられるかもしれません。
確かに、薄毛でも立派な人、カッコイイ人、魅力的な人はたくさんおられますし、逆に髪はあっても、人として最低な人もいますから、髪の毛なんて関係ないと、私も思います。
いや、思おうとしています。しかし、どうしてもまだまだ、特に日本ではテレビのコマーシャルなどでも、薄毛はお医者さんに相談だとか、カツラや育毛剤など、薄毛はカッコ悪い、というイメージのものが、毎日たくさん流れていますし。
世間的にもそのイメージが強いと思います。

薄毛の悩みから抜け出すためには、自分の考え方を改める必要があるように思います。
そんなことで、人は人をみていないし、別なところで自分に自信を持っていれば堂々としていられるとも思います。
ものの価値観や、自分の立っていく場所、を再確認して生き方の方向を決めるためには、もしかすると、いい機会なのかもしれません。

勿論、薄毛のことをからかわれたり、嫌な思いをすることもあります。でもその度、この人もいつか、気が付く時が来るはずだと考えます。
いつまでも当然にあると思っているもの、髪に限らず、それらはいつかは失われる可能性が大きくあるものですから。

どんな悩みであっても、その悩みの大きさに潰されること無く、解決の方向にむいて進んでいけるようになると、人として生きるうえで、強い人間になれると、私は信じています。

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